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【追風?逆風?】新型コロナウイルスが転職に及ぼす影響は?

新型コロナウィルスの影響で、在宅勤務となっている人も多いと思います。

なかなか在宅だと、仕事もはかどらず、そもそも経済活動も鈍化しているのでそんなに忙しくないので、いろいろと雑念も生まれてくると思います。

 

そのなると時間も出来て、何となく自分を見つめなおしたりする人も出てきてるんじゃないでしょか。

忙しい日々の中で心の片隅にあった「転職しようかな?」という気持ちが呼び起され、実際に行動を起こし始めている人もいるようです。

 

 

今は転職のチャンスか?

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

企業活動がストップしつつあり、企業倒産のニュースも少しずつ聞こえてきて、採用活動はどうなっているのか。直近の転職サイトの調査では採用は継続するとしている企業が多いようだ。

実際に僕が勤めている会社や、周りの会社も採用を続けている。

 

転職する側

まず、転職する側の立場で考えてみよう。

おそらく、時間がある人も多いと思うので、準備するには最適だと思う。平日の昼間にとりあえず、パソコンの前に座って電話を待っている間にでも企業調査をどんどんやろう。

おそらくある程度の仕事モードで取り組めるため、集中できて効率が良いだろう。

 

また、時間がある分、落ち着いて自分を見つめなおし今後どうするかを整理したうえで、進みたい道を模索できるため、転職理由がはっきりしてくるはずだ。

 

現状、ライバル(転職者)が多くなるかは分からないが、「今はやめておいた方がよさそうだ」と判断する人と「倒産したから(しそうだから)職探ししないと」という人の割合がどうなるか?

 

ただ、新卒の採用は減っても中途採用の募集はそこまで減りそうに無いと思う。企業は経済活動再開後に会社を立て直すための人材を必要とするはずだ。新卒と比べて、教育期間がほぼ必要無く、実績のある人材が重宝されると思う。

 

受け入れる企業側

もともと、コロナウィルスの流行前は人材不足に頭を悩ませていた会社も多かった。採用したくてもなかなか良い人材に巡り合えず、手こずっていたようなイメージである。さらに先にも書いたが、コロナウイルス終息後に企業を立て直す為の人材は必要になるはずだ。

 

また、有能な人材が有り余る時間のために転職を思いつき、そこまで本気じゃなくても「試しに」転職市場に出てくる可能性がある。

その時に良い条件だと思ってもらえれば、転職しようという気持ちを引き出せるかもしれない。

 

大手企業は人材過多なところも多いため、なかなか募集は掛からないかもしれないが、企業体力があり、今の状況でも社員を募集できるような優良企業(特にコロナ終息後に伸びそうな会社も含め)は入社する価値の高い企業と言えるかもしれない。

 

企業側も良い人材にアプローチするチャンスだと思っていたとすれば、転職する側も良い企業に就職するチャンスが生まれるだろう。

 

このご時世での転職で心がけること

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PexelsによるPixabayからの画像

少し、転職方法も変わってきそうなので、思いついたことを上げてみる。

 

採用の流れ

おそらく、企業側も在宅勤務のところが多いと思うのでレスポンスに時間がかかると思う。採用部署の担当者に書類が回って、人事にフィードバックがあるまでに時間がかかるのと、書類選考をパスして面接に進んだ際には、実際に会えるのはいつになるのかという問題がある。

 

今は、どんどん情勢が変化しているため、なかなか選考が進まない場合、採用結果が出るころには自分の置かれている環境や考えが変わっている可能性が出てくる。

 

ただ、面接もオンラインで行うという企業も現れているようなので、自宅に環境があればそのあたりはクリアできるかもしれない。ぼくの勤めている会社も、遠方の就職希望者を採用する際に1次面接をオンラインで実施している。

 

ただ、オンライン面接は実際に会って面接するのと比べて印象が伝わりにくいような気がする。ぼくもオンラインで打ち合わせすることがあるが、初対面の人だとなかなかペースがつかめずに苦労したりする。

 

面接で印象を残せないと致命的なので、今後オンライン面接が普及するのであれば、それ用の対策は必要になってきそうだ。また、そういったスキルも評価対象になると思うので、身に着けておきたいところだ。

(…少し話がそれた)

 

注意点として

やはり、こういった経済状況なので、いくつか気を付けておきたい点もある。

 

①経済状況が今よりもっと悪化して求人募集が極端に少なくなること。

②選考中の業績悪化で希望していた企業が倒産すること。

③転職した直後での倒産。

 

①、②のリスクを回避するには、出来るだけ在職中に転職活動をすることである。現在の会社が倒産してしまったり、精神的に不安定で、今にも鬱になってしまいそうな場合以外は、どんなにやる気がなくなっていても、ちゃんと給料をもらえる環境は残しておきたいところだ。

 

③のリスクを回避するためには、今ある時間の中で出来るだけ企業やその業界研究をすることだと思う。分からないものは分からないが、例え潰れないとしても、転職を失敗

しないためにもやっておくべき事である。

 

まとめ

おそらく企業は、経済活動が再開されると、これまでの人材不足と、これから業績を立て直す為の人材(特に即戦力)を必要とするはずなので、より良い条件で求人をかけ始めると思う。

 

リモートワークなど働き方が変わる事で、それに対応できなかったり、もともと不必要だった人材は洗い出され、どんどん人の入れ替えが行われるようになると思う。

 

今、空いた時間で転職活動を始めて、良い会社があればアプローチしても良いと思う。ただ、重要なのは普段以上に今の会社に在職しながら行うということである。

 

おわり