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転職先で成功したい人が、その会社に順応してはいけない3つの理由

最初に言っておくが、基本的な会社のルールを守るのは大前提。

就業時間とか就業規則とかは当然の事で、良い人間関係も構築しよう。

 

転職先で成功したい人にとって

順応するべきじゃないのは仕事のスタンスのところ。

企業が中途採用をする理由として、人員不足と同時に自分の会社に好影響を与えてくれる人材を求めているという視点で見ていこうと思う。

 

 ①転職者の使命は変化を与えること

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Free-PhotosによるPixabayからの画像

他の会社での経験者を受け入れる理由としては、労働力の強化と新しい取り組みをしてくれる人材である。当然、その人の能力を買って採用するわけだから、その能力を惜しみなく発揮して欲しい。

 

新しい風を吹かそう

新しい事を、転職先でいきなり取り組むのは、かなりの労力がかかるし、その会社にとっての今までの常識を覆すことになるので、ほんとに大変である。

ただ、それを避けたり、会社に溶け込むことに尽力してしまうと、完全に期待外れの存在となってしまう。

 

まずは、面談等で自分の求められていることを再確認して、それをクリアする事に全力を尽くしたいところだ。

また、新しい環境で何かするには、その会社のポリシーも知っておく必要がある。そのあたりは先輩や上司と良くコミュニケーションをとり、協力を得る必要があるので、そういう意味では人間関係も構築できる。

 

影響力を感じてもらう

それが転職先に当てはまるかを探りながらではあるが、仕事の進め方や今まで付き合ってきた取引先のアウトプットをしよう。利益や効率といった分かりやすい成果が生まれればこっちのものだ。

そこまで特殊な技術やコネが無くても、少しの変をかんじてもらえば評価は上がるはず。

 

変にその会社に慣れようとせずに、まず最初は違和感を持って仕事に取組むことが大事だ。いろいろと試しながら変化を与える事で、自分の立ち位置が出来上がり、会社にとって影響力のある人間として評価されるはずだ。

 

②少しだけ注目されたほうが良い

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MagnascanによるPixabayからの画像

転職先の会社に溶け込むのは悪い事ではない。でも溶け込みすぎると、ただの1社員になってしまう。別に「波風立てずに平和に過ごしたい」とか「中途採用だからと言って上司からは特に何も求められない」など、向上心が無いのであれば、そんな過ごし方も間違いではない。

 

せっかくのチャンス

新しい環境で働く事は転職者にとっては、待遇が良くなるせっかくのチャンスである。前職では、立ち位置をミスっていたり、大きな失敗をしたり、ダメなイメージが付いてしまっていたりと、出世や良い評価を得にくい状況にあったとする。

それが、新たな転職先では0からのスタートであり、新しい自分を作り上げることが出来る。

 

また、前職からの転職理由が「スキルアップの為」というのであれば、大いにチャレンジできる環境が与えられたと捉えても良いと思う。少なからず、最初のうちは「前職ではそういうやり方だったんだな」とか「なんかやる気出して頑張ろうとしてくれてるな」ということで注目される。

そこで、どんどん前に出て発言することで、自分の事を知ってもらうことが出来る。

 

自分が所属する部署や上司への印象付けはもちろん、他部署や取引先にも同様にしっかり自分を主張することが大事である。そうして、良い成果があると「なんか面白いやつが来たな」と注目してくれ、良いうわさとなれば、間接的に良い評判が自分の上司の耳に入ったりする。

 

こうなれば最高。

 

人づてに聞く高評価は3割増しとなる。

 

キャラを立てよう

早めにこいつはこういうやつという印象を周りに持ってもらおう。

例えば仕事面では、「頼んだ仕事はやたら早く終わらせてくれる」とか「綺麗な資料を作る」とか「プレゼンテーションが上手い」とか。

プライベートでも「酒を飲む量がすごい」とか「運動が得意」とか「変な趣味がある」とか。

 

何でも良いから、周りに印象付けて自分の事を知ってもらおう。

何もなく埋もれてしまうのはもったいない。仕事の刺激も面白さも半減する。

キャラが立っていれば、誰かにそれが必要となった時に、思い浮かべてくれ安くなる。そうなれば、仕事でもプライベートでも何かが発生して、同僚や上司とコミュニケーションが取れ、自分が何かをしやすい環境が出来ていく。

 

新参者が新しいことをしたり、チャンスをつかむためには、周りの人の協力が不可欠となる。

 

③客観視を失わないようにする

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S. Hermann & F. RichterによるPixabayからの画像

おかしいところはおかしい。もっとこうすれば良いのに。。。

という目線を大切にする。

 

慣れを恐れる

違う環境から来たばかりだと、その会社の独特なルールや、やり方に違和感を感じられるはず。そこを素直に受け入れると、これも進歩が無くなってしまう。ちょっと間違っていたり、否定されたりするのを恐れずに、「何か違う」と思ったら、改善提案すべきだと思う。

 

「こいつ変な奴だな。。。」と思われそうになったら、前の会社の文化を言い訳にすれば良い。「逆にそれがおかしかったんですね!笑」と。

違和感を大事にして、その会社に転職してきたものの、心の片隅にでも外部から来た人間という意識を持ち、物事を見るようにしたい。

 

何でも、慣れたり、受け入れたりすると何もしなくなってしまう。

 

実はぼくは慣れたり、受け入れたりが得意な人間だ。ちょっと意識しないと、いつの間にかぬるま湯に浸かってしまう。そうなったときは、もう向上心のかけらもなくなって、スキルアップって必要ある?状態に陥ってしまう。

 

慣れは怖い。

転職者は半期に一度とかの面談で、毎回上司から「もう会社には慣ましたか?」と聞かれる。僕の場合それが3年目まで続いたが、毎回「慣れたかどうかは良くわかりません」と言うようにしていた。

 

慣れを心の中に発生させないためには、定期的な意識付けが大切だ。

 

定期的に外に目を向けることも必要である。

他社の取り組みや、改革にアンテナを張っておく。

そこから逆に自社や自分を見つめなおす。

(そうすると僕の場合、たまに転職したくなることがある。。。笑)

 

敵を作らないように

ここまで書いてきたことをうまく、良い方向に実行出来れば言うことは無いが、やり方がまずいと逆に「調子に乗っている」とか「鬱陶しい」とか簡単にマイナス面のダークサイドに落ちてしまう。

 

そうならないために意識すべきは客観視である。

誰かに何かを頼む時も、「どうやって頼むか?」や「どういえば良い仕事をしてくれるか?」を想定したうえで依頼する必要がある。

相手の立場に立った話し方にすることが重要だ。

 

その辺を考えながら業務が進められると、協力者も増え、新しい環境での評価を上げることが出来るはずだ。

 

 

ということで、転職先で評価を得たいのであれば、自分に求められていることを理解し、キャラを確立させ、その会社に慣れすぎないように意識を持ち続けることが大切だと感じる。

 

おわり。