いち太郎のライフスタイルストリーム

嫌じゃない月曜の朝を迎えるには

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憧れのフリーランス。でも会社員を選んだワケ

第一の理由は勇気がないだけ。

何の保証も無く、自分を売り込む事に自信が無く、やっていくイメージが出来なかった。

 

ただ、フリーランスは憧れる。

 フリーランスに憧れたが。。。

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Peter OlexaによるPixabayからの画像

なんかカッコいい。フリーランスという言葉の響き。

社長。なんでも自分で決められる。会社のお金を使える。社内で気を使わなくて済む。

 

などなど、二十歳そこそこの頃はそんな浮かれたイメージを持っていた。

ぼくはインテリアデザイナーになりたかったのもあり、有名になって独立して、カッコいい事務所で取材とか受けたりして。。。

 

 

って、一握りやん

運と努力と少しの実力だな。

 

 

運5:努力3.5:実力1.5

 

実際に夢に向かうために、超安月給で見習いから初めて、それでもインテリアデザインの仕事が好きで働いた。

けど。

ぼくにはいろいろ見えてしまった。

 

実力はあっても、花開かない人がほとんどだと言う事。

 

それでもくらいついて頑張る人がいる。

尊敬する。

 

でも、ぼくにはそこまでする気が起こらなかった。

 

先輩をみていると

すごいとは思う。

ずっと、長時間労働でそれに見合った金額をもらっていない。

これは僕がいた事務所がたまたまそうだったわけではない。

 

芸術や美容師等の技術系とか、手に職系はよくある現実だ。

好きな事が出来て、ある程度の生活が出来れば良いのであれば、楽しい日常ではあるのだが、ぼくはそう思えなかった。

 

目指すところはどこなのか。

そういう業界で働いている人たちは、最終的に独立をしようと思っている訳ではないのか?

休みもろくに無く毎日終電まで仕事をする生活を40歳、50歳でもずっと続けて行くのか?というか、行けるのか?

 

ぼくには無理だった。

 

憧れから尊敬へ

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rottonaraによるPixabayからの画像

それでも、ぼくも一時期は独立しようと思っていた。

多くのフリーランスの人に話を聞いた。

聞くほど、自分の気持ちに変化が現れた。

 

プラス面

・好きな仕事ができる。

・好きな時間に働ける。

・自分で給料を決められる。

・会社のお金を使える。

・社長という称号が与えられる。

 

かなりざっくりな書き方のしたが、良い言葉の並び。

イメージ通り。

フリーランスはこうでなきゃ。

 

マイナス面

・実は好にできる仕事は一握り。

・仕事は忙しいが、利益が出ていない。

・仕事が全く無い時期がある。

・災害や、今回のウィルスみたいに社会的に打撃があった際、一番に影響を受ける。

・自分が体調崩したら終わり。

・社員を抱えると、その生活ものしかかってくる。

・ほとんどの人が弱い立場(のようになる)

・保障が無い(自分でなんとかするしかない)

・老後の蓄えも自分自身でなんとかするしかない

・借金を抱えての運営がほとんど

 

などなど。

みんな大変そうである。

データを見ると、フリーランスでいざ事業を始めたとしても40%が1年で廃業、75%が5年で廃業。。。

10年続いているのは10%しかないと言う事。

そんな、10年やっている人も、ぎりぎりで続けている人も多いようだ。

  

それを知るほど、ぼくはそこまでリスクを取る事が出来ない小心者なので、憧れから、その人たちへの尊敬へと変わっていった。

 

人生100年時代

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THAM YUAN YUANによるPixabayからの画像

最近こういわれている。

おそらく、ぼくの世代(30代)は70歳や、下手したら80歳くらいまで元気に働く事になりそうだ。もう年功序列や終身雇用の時代ではない。世の中の流れについていく(順応する)ことが大切となっている。

 

労働期間50年⁉

少なめに見積もってこうだ。今後年金もあてにならないとすれば、もっと死ぬ直前まで働く事になるかもしれない。

また、年功序列や終身雇用じゃなくなるので、必要とされなくなった人間はどんどん切られる時代になるだろう。

 

ぼくの場合、フリーランスでやっていくのは自信が無いと最初に書いたが、ちゃんと書くと今は自信が無いと言う事である。

 

「今は」と書いたのは、今後まだ40年働くとすると、今焦って独立しなくても、もっと力をつけてからでも十分間に合うと思ったから。

勉強する余裕や、お金の面での余裕を持ちながら、新たにやりたい事が出来た時に方向転換しやすい位置にいる事が重要だとも考えた。

 

フリーランスとなり、向上心を持ってスキルアップしていくのもありなのかもしれないが、その期間、収入が不安定だったり、仕事とは別の部分の心配をしなければならない状態になると、しっかりスキルアップやキャリアアップが出来るとは思えない。

 

ライバルは多い

昔より今は、ハード面やインターネットの普及で誰でも企業しやすく、すぐにでも独立できる時代である。

個人事業主であれば、税務署に書類を提出すれば簡単に開業することが出来る。

何かやるにしても、ライバルが多い状況となる。

 

ぼくはまだまだ自分のスキルが足りない事と、独立するならリスクヘッジとして、複数業種の仕事をしたいと思っているので、まだまだ会社員で給料をもらいながら、好き勝手に模索の時間を費やしたい。

アイデアもなかなか良いものが浮かばないし。。。

 

最後に言い訳チックになったが、ぼくの場合はそんな理由で今のところ会社員を続けてたいと思っている。

 

 

おわり。